スタートアップ 薬のデリバリーサービスMyra Medicinesを使ってみた

  • 2019年6月2日
  • 2019年6月24日
  • Startups

こんにちは!Daikiです。

 

実は2週間前から体調を崩しているのですが、なかなか治らずの状態です。。

ドクターもこんなに長引くとは思っていなかったのでしょう、もらった薬もなくなりそうです。

 

よし、この際に前から使ってみたかった薬のデリバリーをしてみよう!

 

ということで、今回は処方薬のデリバリーサービス「Myra Medicines」をご紹介します。

 

Myra Medicinesとは?

 

今回僕が利用した「Myra Medicines」は、オンラインで医薬品やヘルスケア製品を購入し、自宅で受け取ることができるサービスです。

 

このサービスの特徴はなんといっても「安い・早い・正確」

 

Myraで薬を買った場合、一律20%の割引を受けることができます。

インドの薬はとっても安いので、20%のディスカウント意味あるか?と日本人の僕からするとそう思うんですが、

人口の60%が1日3ドルで暮らすインドにおいてはこの割引が十分利用のインセンティブの役割を果たしているようです。

 

個人的に一番驚いたのが、注文してから受け取るまでのスピード!

この記事の作成中に2度目の注文をしてみました。受け取り希望時間は注文の2時間後。

さすがにそんなに早く来ないだろ~と思っていましたが、きっちり2時間後に配達ドライバーが到着。薬を受け取ることができました。

受取可能時間は朝6時から夜10時まで。ほぼ丸一日、このスピード感で対応してくれるサービスはインドになかなかないなと感心しました。

 

上記と少々被りますが、時間や製品の正確性もMyraの急成長を生む要因であることは間違いないです

インドでEコマースを利用すると、時間に遅れる&違うものがくるなんてことは良くありますが、Myraは徹底して正確性を高く維持しているようです。

 

日本のサービスとはどう違う?

 

日本でも類似したサービスはありますが、大きく異なる点は薬剤師を介さず医療用医薬品を受け取れる点

 

現在の日本では市販薬であれば通信販売を利用して手に入れることができますが、医者が処方する医療用医薬品は薬剤師の対面指導無しでは購入することはできません。

それなので、現在日本で普及している医薬品配達サービスは、医療用医薬品を取り扱う際、薬剤師が自宅に行き説明を行うことが前提となっています。

 

一方、Myra Medicineのサービスはオンラインで注文後、配達ドライバーが薬を届けに来るだけ。

薬剤師の説明が全くない点は若干不安ですが、病院ですでに薬について説明を受けている場合や現在服用している薬を追加注文する場合には、とても便利なサービスだと思います。

 

今熱いインドのE-Pharmacy(オンライン薬局)市場

 

E-Pharmacyの市場規模は2018年時点で5.1億ドル程度であり、2022年には36億ドルに達すると言われています

 

この急速な成長の要因は大きく2つ。

1つ目が、インドの医薬品市場自体が大きく拡大していること。

2つ目が、Eコマースの普及により、消費者一般にオンライン注文が定着しつつあること。

 

現在、インドはこの有望な市場を獲ろうと群雄割拠の状態です。

代表的なプレーヤーとして

 

PharmEasy:ムンバイ拠点のE-Pharmacyスタートアップ。2019年3月にソフトバンクが1億ドルの投資をする可能性があるとの報道がありました。

1mg:グルガオンを拠点にするE-Pharmacyスタートアップ。医療情報をまとめたサービスHealthKartPlusから派生。

Netmeds:チェンナイ拠点のE-Pharmacyスタートアップ。2019年3月には、医療現場特化のクラウドサービスKiViHealthを買収し、製品からサービスまで扱う総合Healthtech企業へと変わりつつあります。

MedPlus:ハイデラバード拠点の医薬品小売チェーン。

Medlife:バンガロール拠点のE-Pharmacyスタートアップ。2019年5月には今回紹介するMyra Medicinesを買収しました。

 

上記のプレーヤー達が商圏を拡大しようと奮闘する中、さらにAmazonやFlipkart、BigBasketといった小売大手やSwiggyといったフードデリバリーのユニコーン企業が買収、協業、投資の形で参入を考えているようです。

 

使ってみたら超便利!忙しい人に嬉しいサービス

 

ここからは実際にMyraを使ったレポートをしたいと思います。

 

電話番号で登録に簡単!


Myraの登録画面。電話番号だけで簡単に登録できるのはうれしいですね。

次に配達場所の設定をします。

 

設定が完了し、ホーム画面に遷移しました。こちらは購入履歴に基づいて、おすすめヘルスケア商品が表示されるようです。

 

UIはかなりシンプルで、見やすく使いやすいなという印象です。

 

早速、薬を注文してみます!


ホーム画面の「Search for Medicines」から購入したい薬を検索します。

 

ここで検索バーの下に気になるものを発見しました。カメラマークと「Order with Prescription」の文字。

もしやと思いクリックしてみると

 

おーすごい!病院でもらった処方箋の写真を撮ることで薬を注文できるようです。

 

使ってみたい、けど処方箋を失くしてしまったので今回はおとなしく検索窓から探したいと思います。

 

購入したい薬の名前を入れると、Myraで扱っている商品がリストアップされます。しっかりすべて20%OFFになっていますね。それにしても安い。15錠の入った薬が23ルピーでした。

 

お目当ての薬を見つけたら「Add」ボタンをクリックし、購入する個数を決めます。

完了したら「Checkout」へ!

 

ここで「Cart」の中身を確認し、配達時間を設定します。

僕が利用したときは、注文した時間の1時間後から選択可能でした。すぐ届くのは助かりますね!

 

最後にアドレスや注文内容を確認し、「Place Order」をクリックします。

 

これで注文が完了しました!

 

注文後は、HOME画面の「Order in Progress」で注文情報や配達状況を確認することができます。

 

「Track」をクリックすると以下の画面に遷移します。今注文がどの段階にあるか一目でわかります!

 

時間通りに薬が来た!だけどトラブルも発生!


さて、受け取り予定時間の午前10時になると、電話がかかってきました!

配達ドライバーが到着したのかなと思い玄関に向かいましたが、いません。

 

電話に出てみると、「家が分からない」とのこと。

住所を確認し、道案内をしますが、ドライバーさんが英語が話せないので伝わっているか正直分からない。。

 

結局30分ほどしてから再度電話がかかってきました。

僕も案内に挑戦しますが、埒が明かないので、近くの目印となる場所で薬を受け取ることになりました。

 

ドライバーさんと合流して、薬の入った袋を受け取ります。出会ってすぐ、インドのローカルの言語で怒られました。たぶん、「おまえ、住所間違えてるじゃねえか。」と言っていました。

合ってるんだけどなあとか思いつつ、30分も頑張ってくれたので良しとしましょう。

 

このタイミングで薬の料金も支払います。当然、アプリ上でオンライン決済も可能です。

 

さっきまであんなに怒っていたのに、端数の3ルピーがないよといったらまけてくれました。優しい。

 

受け取った袋には薬とレシートのようなものが入っていました。

 

以上が実際にMyraを使ってみたレポートです!

 

現在Myraはバンガロールとムンバイのみに進出しているサービスですが、他のE-Pharmacyと比べて圧倒的に早い配達スピードを強みにどんどん拡大していくのではないでしょうか。

 

これからの動向にも注目です!